「患者様の初診から完治まで」

膝の痛みで受診された患者様の治療の一例をご紹介します。

８０代　女性　膝の痛み

８０代　Ｔさん（仮名）は、杖がないと歩けないという症状で来院されました。

いつ痛みが出るのか、どのような動きをしたら痛みがでるのか問診した後に、徒手検査を行ったところ、歩行と階段昇降、起立動作に痛みがありました。
原因は膝を伸ばす動きが制限され、荷重する時に体重が足の外側にかかりやすく、膝に負担がかかることでした。

そこで、まず膝を伸ばす動きの制限が改善されるように、大腿部後面の筋肉調整と歩行指導を２週間続けて治療をしました。すると、杖なしでの歩行が可能になりました。

その後、治療ペースを減らし１ヵ月後には起立動作、階段昇降動作の改善。
半年後には４０分間歩けるようになりました！

また、趣味のグラウンドゴルフの復帰や自転車に乗ることも可能になり、治療開始１年後には走れるまでに回復しました。
今では日常生活に支障がでることはありません。

これからは再発予防と更なる日常生活動作向上の為、関節可動域を正常に保てるように、定期的なメンテナンスと週２回の筋力トレーニングを計画中です。

患者様から日常生活の中で「〇〇が出来るようになったよ」と言う声を頂くことが、私の喜びと励みになります。

歩行時や階段昇降、起立動作での膝の痛みで悩まれている方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度整骨院なかきどにご相談下さい！